実は大将は一度、経営難に陥ったことがあります。「店を畳む」と社長である父から聞かされたのは2017年のこと。また同時期に1代目彰一が他界したことも一つの理由でした。
経営が傾いた大将を救うべく、3代目息子の礒谷誠二(私)が当時通っていた台湾の大学を卒業手前で途中退学し、実家京都に帰って来ました。しかし、経営難を解消すべく走り出した矢先に、くしくもコロナ...。
『大学中退を選び実家に帰ってきた身、絶対に大将を終わらしたくない、この状況をなんとかしたい!』
そんな願いからクラウドファンディングさせていただきました。
結果は133万8000円の支援をいただき、プロジェクトは大成功。今、大将があるのは皆様からの温かいご支援のおかげであります。
当時のクラウドファンディングの記事がまだ残っています。もしご興味ありましたら下記リンクよりご覧ください。
【台湾の大学途中退学! 55年以上続く実家の飲食店を守りぬきたい。】
この度は大将を取材して取り上げてくださりありがとうございました。是非また遊びにきてください。
大将のキッチンや食材のさばき方など細かな部分まで紹介していただいております。ぜひご覧ください。
下記はDELI BALIさんのYouTubeの概要欄を引用したものです。
今回の動画は日本・福井県の天然活魚を鮮度抜群の状態で提供している京都の海鮮料理店「若狭湾天然活魚料理大将」さんに密着した動画となっております。
漫画「美味しんぼ」にてフォアグラに勝る「海のフォアグラ」としてアンコウの肝が紹介されている話はあまりにも有名。
私も探しに探し回って、遂には青森まで行かなければ新鮮なアンコウは食べられないのかと半ば諦めかけていた時、なんと私の地元京都でその新鮮なアンコウを食べれるお店があったんです!日本では江戸時代から珍味として重宝されてきた鮟鱇(アンコウ)。今回は5キロクラスの極上の若狭湾産天然鮟鱇(アンコウ)を「活け締め」で捌いていただき、深海魚としてはほとんどお目にかかれない幻のアンコウのお刺身と生あん肝(勝手ながら幻と認定)、さらには皮から腸・胃袋に至るまで、捨てるところが一切ないといわれる鮟鱇(アンコウ)の全てをいただける日本式のフルコース料理を作っていただきました。
「海の悪魔」と呼ばれるその見た目とは裏腹に、身は驚くほど柔らかく上品な甘さが特徴的。個人的にアンコウのお刺身と生あん肝は筆舌に尽くし難いお味で、まさに旨みの塊であったと、ここに記しておきます。
京都山科で地元に愛され続けて55年、通っていた台湾の大学を途中退学してまで未来の3代目がお店を守ろうと今尚奮闘を続ける、魅力・思い出いっぱいの海鮮料理店「若狭湾天然活魚料理大将」。ぜひ皆さんにも折を見て一度お店に食べに行っていただけるとこれ幸いです。
ご馳走様でした。DELI BALI
2013年、鯖街道の紹介に大将がピックアップされ、京都から福井まで毎週仕入れに行っているところを密着取材で1日様々な動画を取りました。使用されているシーンは限られた一部のみですが、貴重な経験をさせていただけました。今現在でも同じようにして福井の港まで毎週出向き、「セリ」にて食材を仕入れています。セリでの買い付けでどこよりも新鮮でどこよりも安く食材を仕入れることができます。大将が安くいい食材を提供できている秘密です。
過去には京都新聞とのコラボ企画で『ふぐ鍋セット3人前5000円』などかなり破格の値段でお取り寄せ販売などの企画。酒造メーカーとのコラボ企画の祭典などのも行っています。興味のある方はInstagramフォローしておいてください。いち早く大将の情報をチェック!